脱力できていないことで、ひざ痛・О脚になるの?

ひざ痛を患っている方でぱっと思いつくのは、お年寄りの方です。


ひざ痛の方は、長年踏ん張るような作業を継続して行っていたという特徴があります。


具体例としては毎日の家事です。


 現代ではしゃがんだり立ったりを繰り返すような作業はほとんどありません。しかし、ひと昔前は床掃除はぞうきんがけ、前かがみしながら掃除機をかける、洗濯は二階まで急で狭い階段を落ちないようにのぼる。などなど、常に踏ん張りながら作業をしていました。 


また、お年寄りでなくても水泳以外のスポーツを激しく行っていた方も同様で、鍛えてばかりで脱力ができずに常に踏ん張り続け、その結果ひざ痛を発症しています。 


本来、ひざ関節を中心に足をまっすぐ伸ばした際、ひざは少ししなります。この状態は、足の真ん中から内側で体を支えています。


ですが、常に踏ん張り続けて脱力ができなくなると、しなりがなくなるばかりでなく、まっすぐに伸びなくなります。この状態になると足の真ん中から外側で体を支えるようになります。 


実はひざ関節は、まっすぐ伸びずにほんの少し曲がった位置が、もっとも関節に負担がかかる位置なのです。


 筋力がしっかりしていたり、柔軟性があるうちは問題ないのですが、筋力が落ちたり柔軟性が低下してきても踏ん張り続け脱力ができないでいると、さきほど記載しましたが、足の真ん中から外側に体重がかかります。


それと同時に関節面や半月板にものすごく負担がかかります。


これにより徐々にO脚が顕著になり、また、関節も徐々に変形していきます。

あなたの町の整体屋さん イタ・ミト・レ~ル

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