体の疑問❓❓「4.体って歪むの?」

Q.体って歪むの? 


 A.関節の動く範囲を超えた状態で負荷をかけ続けると歪みます。


歪む場所は関節です。関節の数を細かく数えると、数え方や個人差にもよりますが、約260か所以上あるそうです。関節だけで考えると、動く範囲を超えた状態で負荷が瞬間的に加わると、いわゆる「捻挫」という状態になります。

しかし、捻挫にならない程度の軽い力が持続して加わり続けると、関節を守ろうと周囲の筋肉などの軟部組織が踏ん張り続け、常に緊張状態(=コリ)に陥ります。

例えば、いつも左側の肩にバッグをかけているとするとそちらだけ緊張するので、左肩は重力に逆らって上にあがります。すると反対の右側の肩はバランスを取るために下がろうとし、重心を左側に移動させることでさらにバランスを取ろうとします。

これで歪みの完成です。

しかし、本当に正しい姿勢を身に着けておけば、いつも同じ側の肩にバッグをかけていたとしても背中の大きな筋肉で支えようとするので、ほとんど歪むことはありません。

なので、同じ年齢で同じ仕事をしていたとしても、人によっては肩が凝って体が歪んでいるように感じる人もいれば、肩なんて凝ったことがなく、歪んでいるなんて感じたことがないと言う人もいるのです。

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