シーバー病(踵骨骨端症)ってどんな痛み???
最近よく耳にするシーバー病。
成長期に運動をされているお子さまに最近よく見かける症状です。
昔はあまり見受けられなかった気が…
幼少期に裸足で生活しないことで、足裏の機能が発達不十分なのかもしれません。そして、そのまま、激しいスポーツを開始したことで、体がついていかずに痛みを発症しているのでは…と個人的に思っております。
昔は踵ではなく膝の成長痛が多かったのですが、これは単にメンテナンス不足で起こっていることが多かったので、今はストレッチやセルフマッサージなど、小さいお子さまも気をつけてされているので、昔ほど多く見かけなくなったような気がします。
さて、そのシーバー病ですが、10歳前後の男子に多く起こります。
だいたい女子の2倍の頻度のようです。
通常は負担が多くかかっている片側に起こりますが、まれに両足同時に発症することもあるようです。
痛みが発症した当初は、運動後や朝起きて足をついた時などに、踵の骨がジーンとするような鈍い痛みを感じるようです。
悪化すると、踵をつけることができずにつま先立ちで歩かざるをえなくなります。
踵がなぜ痛むか?
踵には、まずふくらはぎから伸びるアキレス腱が付着しています。
そして、足の裏の筋肉を覆う足底筋膜が付着しています。
ダッシュやジャンプ、着地動作などを繰り返すことにより、踵の軟骨部である、踵骨骨端核が引っ張られることによって炎症が発生します。
時には打撲などの外傷がきっかけになつこともあります。
足の裏の筋肉が不十分である状態=偏平足の場合、かかとに負担がかかりやすくなるため、シーバー病の80%に偏平足があるといわれています。
再発予防として。痛みが引いたあとに、タオルギャザーなどで足裏を鍛える必要があります。
最後に、痛みが発症したら行うべきことを記します。
①踵をついた際に鋭い痛みを感じるようであれば、運動をしばらくの間、休みましょう。
②クッション性の高い靴を履いたり、中敷きをしいたり、踵パッドのついたサポーターなどを装着しましょう。
③痛む場所を氷で冷やしましょう。
④足裏やアキレス腱をマッサージしたり、ストレッチしたりしましょう。
と、たくさん書き記しましたが、他の症状同様、痛みが強い場合は自己判断せずに必ず専門医を受診されるようにしてください。
ただの炎症ですめばいいのですが、もしかしたら負担がかかりすぎていて疲労骨折していた…
なんてこともありますので。
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